ドイツの実情 2015 | Page 147

マ ップ ドイツの主要な文化賞 1 金熊賞 ベルリン国際映画祭(ベルリナーレ) は、 ヴェネツィアとカンヌに並ぶ重要な映画 際である。金熊賞ひとつのほか、複数の 銀熊賞が授与される。 1 3 ベルリン 2 フランクフルト・ ライプツィヒ 2 ライプツィヒ書籍見本市賞 ライプツィヒ書籍見本市賞はドイツ語の 新刊書籍に授与される。 3 ドイツ映画賞 アム・マイン 4 ドイツ映画賞は賞金総額が300万ユー 5 ダルムシュタット 賞である。 ロ近くに達し、 ドイツで最も高額の文化 4 ドイツ書籍賞 年間最高の長編小説に贈られる。 5 ゲオルク・ビューヒナー賞 ゲオルク・ビューヒナー賞はドイツ語圏で 最も重要な文学賞である。 に衝突させる。その際に生み出され、さま ざまなレベルで反射するドイツのイメージ は、時には混沌として矛盾に満ちている。 社会は、こうした両義性や緊張に耐えるこ とが出来なければならない。諸芸術はこれ を反映し、葛藤を平和的に発散させるため の舞台を提供するのである。ポスト移民時 代のドイツは、必ずしも快適ではないが、 スリリングでダイナミックである。 ドイツの造形美術もまた世界に開かれ、 国際的である。これはドイツの芸 術 大学 の入 学 者 の 統 計 を 見 る だ け で も 分 か る。2013年 、外 国 人 入学 者の 数がはじ めてドイツ人を上回ったのである。 ベルリンは、およそ500のギャラリーを抱 え、さまざまな芸 術的立場のための自由 な余地が豊富で、今日まさしく、若い同時 代美術の都であり、世界有数の現代美術 の制作地となっている。これは2年に1度 開かれるヴェネツィアビエンナーレを見て も分かる。そこに出品する国際的芸 術家 の多くはベルリン在住である。