ドイツの実情 2015

マップドイツの旅人気の旅行先ドイツの外国人旅行者の宿泊地としては、11の「魔法の町」が市場全体の約43 ％を占める。ベルリンが群を抜き、これにミュンヘン、フランクフルト・アム・マイン、ハンブルクなどが続く。外国からの訪問者の55％は、人口100,000人以上の都市に宿泊する。ハンブルクハノーファーデュッセルドルフベルリンライプツィヒケルン大聖堂ケルンドレスデンフランクフルト・アム・マインニュルンベルクシュトゥットガルトヨーロッパ・パークミュンヘンノイシュヴァンシュタイン城重点を置いた104の自然公園や15の生物圏保護区もある。ドイツ国内を旅する際に誰もが不自由なく動けることを目指して、ハンディキャップのある人でもバリアフリーで旅行できるよう、さまざまな活動が行われている。東部新連邦州の魅力的な観光地 5つの新連邦州も、観光では大きな役割を果たしている。ドイツ東部の多くの地域にとって、再統一後、観光は経済的に自立するためのチャンスであった。シュプレー主な空港ドイツの3大空港は、フランクフルト空港（旅客数5,960万人）、ミュンヘン空港（3,970万人）、デュッセルドルフ空港（2,180万人）である（2014年）。人気の観光名所ドイツ観光局のアンケートによれば、外国人観光客が最もよく訪れる観光地ベスト3（2014年）は、ノイシュヴァンシュタイン城、ルストのヨーロッパ・パーク、ケルンの大聖堂であった。ヴァルトなどの景観、ドレスデンやヴァイマルなどの伝統的文化都市、リューゲン島のビンツなどのバルト海の海水浴場は、ドイツ内外から多くの観光客を呼び寄せている。新連邦州における宿泊者の数は、1993年から今日にいたるまで、2倍以上に増えた。5日以上の休暇旅行は、北東部のメクレンブルク＝フォアポンメルン州でも、以前からの連邦州バイエルンでも、400万人強であり、ほぼ同数である。旅行地としてのドイツは、何度訪れてみてもその都度あらたに発見と、体験と、喜びと、驚きを与えてくれる。

ドイツの実情 2015 | Page 165