ドイツの実情 2015 | Page 155

ドイツ語は欧州連合で母語として最も頻繁に話されている言語である ト単位で明らかにされる。人文科学や社 会科学においては、ドイツ語は学術語とし て伝統的に比較的大きな重要性を有して いる。しかし、ドイツ語話者以外の学者が ドイツ語で論文を書くのは例外的である。 他方、ドイツ語を話す研究者は、特に自然 科学の分野で、頻繁に英語で論文を書い ている。これに対して、インターネットで は、ドイツ語は重 要な役 割を果たしてい る。ネットでよく使用されている言語のう ち、ウェブサイト上の割合では2015年、ド イツ語は、英 語に大きく差をつけられて はいるものの、ロシア語に対してはほんの わずかの差で3位につけている。 グローバル化は、あらゆる国際的言語に 影響を及ぼしている。これにより国際語と しての英語は明らかに強化されている。し かしドイツ語は依然として重要な国際的 言語なのである。