ドイツの実情 2015 | Page 129

環境保護は、多くの人々が自由時間を割いて取り組んでいるテーマである 無 償の 社 会 活 動という点 では 、14 歳 か ら24歳の年齢層が 特別な可能性を秘め ている。若年成人は、社会参加への心 構 えが あり、ボランティア活 動に関 心をも っている。2011年には、連邦ボランティ ア役 務 の 制 度 が 創 設 され た 。これはす べての年齢層に向けて開かれており、50 年 以 上 続いてきた 青少 年と若 年 成 人の ための社 会福 祉 奉 仕 活 動 制 度のモデル を補うものである。 外国におけるボランティア活動も可能で ある。例えば連邦家族・高齢者・女性・青 少年省の国際奉仕活動、連邦経済協力・ 開発省の「世界に向かって」プログラム、 外 務 省も協力するドイツ・ユネスコ委 員 会のボランティア活動「文化の広がり」な ど が あ る 。すべ ての 活 動 を 合 わ せ れ ば 、2014 年にはおよそ9 0,0 0 0人から 10 0,0 0 0人がボランティア活 動 を行っ た。