ドイツの実情 2015 | Page 112

110 | 111 教 育と研 究 パノラマ 過酷な環境での研究 ロゼッタ計画 欧州宇宙機関(ESA)のミッション「ロゼッタ計 画」では、太陽系成立の歴史を探査する。 ドイツ 航空宇宙センター (DLR) は、着陸機フィラエの 建造で大きな役割を果たし、 コントロールセン ターを運営。 これまで誰もなし得なかった彗星 への着陸をなし遂げた 重量: 大きさ: 着陸: 100kg 1x1x0.8m 2014年11月21日 探査機ロゼッタ 探査機は10年をか けて旅をし、 フィラ エをチュリュモフ・ ゲラシメンコ彗星 に着陸させた 着陸機フィラエ 着陸機フィラエ フィラエは彗星への 軟着陸に成功した最 初の機器である クレーン6機 ウィンチ9機 ノイマイアー3号基地 南極の氷結の大地で、 アルフレート・ヴェーゲナー研究 所はノイマイアー3号基地を運営している。 ここでは一 年中、研究者が生活して活動している。基地は長い脚の 上に築かれており、雪が降り積もると脚の長さも伸ば せるようになっている 重さ: 大きさ: 利用面積: 研究室/事務所: 宿泊室: 399 大学数 2,300トン 68x24m 2 4,890m(4階) 12室 15室、40床 270万人 学生数 797億ユーロ 研究・開発費 360,900人 研究者数