んんんんんん〜プロミネンス☆ミサト〜 part1 | Página 4
「迎えに来て下さいますか?」
「いいけど…どこに住んでるの?」
「えー、秘密!!」
「それじゃ迎えに行けないんだけど…」
「じゃあ、思い切って打ち明けちゃいますが、それで首にしたりしないって約
束してくれますか?」
「うん」作者は覚悟した。ネットカフェとか彼氏の家とかとんでもない所に住
んでいるという答えを。
「私、実はとんでないところに住んでいるんです」
「うん。それってどこ?怒らないから正直に言ってみて」
「あなたの家の屋根裏です!!」
「ええ!?」
「だから、作者さんの自宅兼『変な人研究所』にしている丸太小屋の屋根裏に
住んでいます」
作者は自分の顔から血の気が引いていくのを感じた。
瞬間、丸太小屋の屋根裏へつながるハシゴから、神代真理子が出て来た。
「そういえば、屋根裏ってほとんど使ってなかった!いつから住んでたの!?」
「午前と午後間違って深夜10時に I 駅に来ちゃった後、
帰るの面倒くさいから、
しばらく誰かの屋根裏に住もうと思って…一番居心地が良さそうだったからつ
い…」
「どうやって生活してたの?」
「私、昼夜逆転だから、昼間ずっと寝て、作者さんが寝ている深夜にだけ出か
けたりとか…」
「それって犯罪だよね!?」
「うん。ごめんなさい。作者さんなら馬鹿だから訴えたり出来なさそうだな、
と思ってつい…」
「どんだけ私のこと馬鹿にしてるのよ!?」
「っていうか、近くにいるなら早く言ってよ、もう何日も面接ドタキャンされ
てるんだから!」作者は激怒した。
「だって親と喧嘩して家出して、ネカフェに住むしかなかったけどすぐお金な
くなって他人の屋根裏に住み始めたとか言えるわけないでしょー!!って、あ
っ!?今、言っちゃった!!」