Garuda Indonesia Colours Magazine March 2014 | Page 229

Archipelago: Seram | 群島:セラム島 足を伸ばし、 夕方にサルマンに戻った。 そし 上流に向かって2時間進んだ後、私達は無理 が、次々と飛び出してくるという奇妙で印象 な観光ルートとは違う―これは本物の、野生 て山腹の洞窟から何千羽ものルイシアラ鳥 的な光景を眺めることができた。人間の先 祖の魂を運ぶ存在と言われる、 コウモリのよ うな鳥だ。夜になるとどこへ行くのかは、未 だ誰にもわかっていない。 最終日には内陸のジャングルに住む部族を 訪れてみることにした。 ここまでの冒険の旅 で活気付いていた私達は