Yoshimura 茶事記79号WEB用 | Page 12

フレーバーティーはドライフルーツで 香料を使った日本茶のフレーバーティーについては、賛否両論ありますが、内覧会で体験して いただいたドライフルーツを使ったフレーバーティーは「目からウロコ !!」と大 反響をいただ きました。特に、西日本営業所のデザイナーたちが考えた ティーバッグを入れたドライフルーツティーは秀逸。 他の営業所ではカップにドライフルーツを入れてお 茶を 注いで待ち、ドライフルーツが柔らかくなったら飲む、 という手順でしたが、 「すぐに飲めないのはストレス !」とフィルターインボトルに ドライフルーツとティーバッグ & お水を IN! 見た目もカワイク、すぐ飲めて、 ドライフルーツも食べられ、 「いいね !!」と大絶賛していただきました。 詳しくは総合カタログ p300 社会勉強のためのお茶屋さん回数券 11 月 7 日、給茶スポット協議会が開催されました。参加者は、静岡・小山園様、大阪・袋 布向春園様、名古屋・茶香丸源様、上野・君野園様、心斎橋・宇治園様、札幌・大森園様、品川・ 一福桃様。中でも一福桃さんは、2 年前に日本茶と和菓子が好きな主婦の岩本さんが起業さ れた、日本茶とどら焼きのカフェ。そこでは、PTA から頼まれて、給茶スポットの回数券を作っ たそうです。「子どもたちは 3.11 以降水筒持参で 学校に行くように義務づけられている」「学校の水 は ( 特に夏休み中は使用量が少ないため ) マズイ」 「コンビニやスーパーでは会話なしに商品を購入す るので社会体験ができない」「水筒が空になったら お茶屋さんでお茶を淹れてもらうのはイイ ! 」 「でも現金は持たせたくない」こんなニーズから、 給茶回数券を親が購入し店で預かり、子どもが給茶しにお茶 屋さんに日常的に来る仕組みが出来たそうです。いわば、 地域の子ども見守り隊。他の参加者の方も、目からウロコと 感心されていました。 12 一福桃さんの回数券