The Doppler Quarterly (日本語) 秋 2017 | Page 57
チームは、ニーズを満
たす安全で堅牢なクラ
ウド環境を構築するた
めの新しい一連のツー
ルを検討する必要があ
ります。
#3 – パッチ管理
詳細
オンプレミスと同様に、 OS イメージとツールコンポーネントは定期的に更新し、パッチを適
用する必要があります。MVC のパッチ管理慣行では、すべてのアプリケーションとツールが
承認された OS イメージで実行されるようにする自動化フレームワークを活用することが推
奨されます。より重要なことに、パッチ適用プロセスの基盤となるフレームワークは、組織のリ
リース基準によって定義される検出と修復の組み合わせである必要があります。適切に実行
すると、開発およびセキュリティのコミュニティが信頼できるプラットフォームを構築できます。
スピードのために重要な理由
パッチ管理は俊敏性のために絶対的に不可欠です。適切なツールによって OS イメージが常
にコンプライアンスを達成するようにすることで、迅速なクラウド導入が可能となります。これ
は Day-1 アクティビティであり、パッチ適用プロセスは最初に導入するサーバーから有効化す
る必要があります。つまり、列車が駅を出発する前に線路を敷いておくことが、常に正しい考
えなのです。
2017 年秋号 | THE DOPPLER | 55