The Doppler Quarterly (日本語) 秋 2016 | Page 37
• 複数のモジュール、製品、およびアプリケーションの共通機能 - 当社の IP は、すべてのア
プリケーションの迅速な展開と管理、市場投入期間の短縮、およびコア機能に重点を置
いた開発の促進を実現する、共通のプラットフォームを備えています。
• マルチユーザー/ マルチテナントアクセスの管理 - 当社のツールは、マルチテナント/ マ
ルチユーザーアプリケーションをサポートしており、ユーザーと管理者の両方のための、
極めて詳細なセキュリティ制御および柔軟性の高いアクセス制御オプションが含まれて
います。
• ユーザー管理とセルフサービス - 管理間接費の削減により、すべてのアプリケーションの
ユーザーロール、グループ、およびプロジェクトの管理を 1 つの場所で行うことが可能とな
り、サポートコストの削減につながります。
• 複数のアプリケーションを管理するための管理ツール - 洗練された管理ツールにより、顧
客アプリケーションテナント内と顧客アプリケーションテナント間の両方において、複数
のアプリケーションおよびプロジェクトを管理できます。
• セキュアなユーザーセルフサービス - このツールは、個々のユーザーが処理することが最
も適切とされる、自動登録、パスワード選択、およびアプリケーション管理のためのセキュ
アなラッパーを提供します。また、 OAuth やその他の認証システムとの統合により、企業
の識別情報の統合を実現することもできます。
第二に、 CTP は 500 を超えるルールを含む自動化された静的コード分析ツールを有してい
ます。このツールは、 AWS、 Google、 Azure、および他のすべての汎用クラウド環境のクラウ
ドコーディング基準を検出および強化します。これにより、開発者は既存のデジタルソリュ ー
ションを構築またはモダナイズする際に、即座のフィードバックを得ることができると同時に、
よくあるクラウドコーディングの間違いを防止できます。
上記の構築済みのコンポーネントおよび自動化された静的コード分析ツールに加えて、当社
では、デジタルソリューションのイノベーションおよび実現を加速する数多くの各種ツールを
提供しています。これには、 CI/CD フレームワークや、 IoT/Blockchain 向けのその他のソ
リューション固有コンポーネントなどが含まれます。
デジタルイノベーション共通のアプローチ
ソフトウェア IP および再利用可能なコンポーネントに加えて、デジタルイニシアチブの成功
は、共通する一連の概念およびアプローチを共有しており、それらの概念およびアプローチ
により、実現が加速され、一貫した高品質が確保されます。当社は数多くの取り組みを経て、
デジタルイノベーションの成功を確保するための以下に挙げる重要なアプローチを識別でき
ました。
• XD フレームワーク - エクスペリエンスデザインワークフレームは、追加の設計 / 構築段
階について通知するためのフィードバックを収集するために、ユーザーの要件の収集 / 確
認、ユーザーの取り組みの記録、ユーザーの対話のテストによるフィードバックの収集を行
うための共通のメカニズムを備えています。
• 非機能マトリックス - XD プロセスにより機能要件が推進されるのと同様に、アーキテク
チャーおよび実装は、機能以外の要件 ( 規模、規制要件、セキュリティ、接続、およびその
他の要因 ) により推進されることが多々あります。当社の非機能マトリックスの結果には、
これらの要因が取り込まれています。
• 推奨されるテクノロジースタック - 当社は、クラウドプロバイダーおよびその他の要因に基
づいて、
「スタック」の特定のコンポーネントの信頼性および拡張性が、他のコンポーネン
トよりも高いことを発見しており、それらを規範的な推奨テクノロジースタックドキュメント
に記載しています。
2016 年秋号 | THE DOPPLER | 35