The Doppler Quarterly (日本語) 夏 2018 | Page 18

ビデオ分析とアラートに加えて、 Cloud IoT Core はグローバル に展開された IoT デバイスに更新をプッシュするためにも使用 できます。これにより、更新されたモデルに検出対象の新しい カテゴリが追加された場合、 TensorFlow グラフを更新できま す ( 図 2)。 歴史は繰り返す The Doppler を定 期 購 読されている方 なら、 IoT ソリュー ションが異なる名前で長い間存在していたという CTP の考え Tensorflowの エッジ処理 方をご存じだと思います。また、クラウドネイティブ IoTソリュー 更新された設定 ションを構築した CTP の遺産についてもご承知のことでしょ う。ビデオ分析はエキサイティングな「新しい」領域であり、業 デバイス 界をリードするクラウドベンダー ( パートナーである Microsoft データ Azure、 Google Cloud、 AWS) はすべてこのために新しい特徴 や機能を開発しています。 さらに、 HPE はインテリジェントエッジベースソリューションの スイートを提供し、高パフォーマンスのハードウェアおよびソフ トウェアソリューションの実行をサポートします。これにより、 IPカメラ IoT とビデオ分析ソリューションを本番環境システムに密接に 展開することが可能になります。 HPE のクラウドおよび IoT プロフェッショナルサービスアーム 工場監視用の コンピュータービジョン として、 CTP はインテリジェントエッジとエンタープライズクラウ ド双方の環境にまたがるユニークな存在です。ユーザーのニー ズを満たす、結果ベースで現実世界のビデオ分析を提供しま す。まさに「歴史は繰り返す」 といえるでしょう。 完全なデモを視聴 www.cloudtp.com/GCPVideoAnalyticsDemo この記事の寄稿者は Jason Parsons 氏です。 1 「モデル」 と「グラフ」 の相違と関係 : モデルは全体的な概念の用語であり、グラフは TensorFlow からエクスポートされたアーチファクトです。 2 各クラウド TPU は、最高 180 テラフロップのコンピューティング性能と、 64 ギガバイ トの超高帯域幅メモリを備えています。TPU は GCP で利用可能。 新たなIoTイニシアチブを開始する cloudtp.com/iot (英語) 16 | THE DOPPLER | 2018 年夏号