RSTR Magazine Issue #08 | Page 11

1963 年

から 1965 年にかけて 、 デミホフは助手ら とともに 、 生死に関わる重要な個別の器 官を 、 恒温装置の中で生物体もしくは蘇 生された ( 表皮のない ) 生命体の血管系 へ接続することによって 、 機能したままの 状態で保存する方法を発明した 。

1965 年

移植医療部門の会議において 、 デミホフ は臓器バンクの創設に関する報告を行 った 。 1 匹の動物が 2 、 3 人の生命を助け 得るというのだ 。 彼の報告は大混乱を招 き 、 デミホフは学術界のいかさま師と称 された 。
次第にデミホフは圧力を受け 、 健康状態 を理由に研究活動を辞めるに至った 。
デミホフは 、 ライプツィヒ大学の名誉医 師 で あ り 、 ウ プ サ ラ ( ス ウ ェ ー デ ン ) の 王 立科学協会の名誉会員でもあり 、 メイヨ ー・クリニック ( Mayo Clinic : アメリカ ) の名誉医師でもあった 。
デミホフは 1998 年 11 月 22 日にこの世を 去った 。 墓石には偉大な学者であった彼 の言葉が刻まれている ― 「実験にお いて私は人間のために出来る事すべてを し ようとして い た 。 」
出典元 : Демихов . История главного человека в мировой трансплантологии ( www . rustransplant . com )

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