JAPAN and the WORLD Magazine APRIL ISSUE 2016 #Issue 15 | Page 30
ETHIOPIAN AIRLINES
PROMOTIONAL CONTENT
エ
チオピア航空はナショナルフラッグ・
キャリアとして自国への貢献を強く意
識しており、教育、健康、
スポーツ、芸
術、
環境の分野での
「企業の社会的責
任
(CSR)
」
のイニシアチブを推進している。
また、
国内
の観光業ブームの追い風となり、
新たにオープンした
ホテルやレストランに旅行客を導く役割を担っている。
エチオピア航空が旅行業を後押ししているのは国内
だけではない。同社のネットワークはタンザニア、
ダ
ーバン、
セーシェルなどの主要観光都市にも広がっ
ている。
エチオピア国内ではゴンダール便を利用して
ティムカット祭
(Timket Epiphany Festival)
を楽
しめる。
ラリベラに行けば美しい岩窟教会群に出会
える。
自然愛好家にはシミエン国立公園までの空の
旅を提供。
うまくいけばエチオピアオオカミやキツネ
を目撃できる。国際線では日本路線が開設され、
こ
れは、
日本とアフリカとの唯一の定期線である。
エチオピア航空の歴史は最新技術導入の歴史でも
ある。新しい機種を取り入れ、保有機の平均機齢は
5年だ。最新設計の保有機種は燃費が良い上、静粛
性も高く、快適な飛行を提供する。
エチオピア航空はボーイング
777LRなどの機種をアフリカの航
空会社として初めて導入。
さらにボ
ーイング787「ドリームライナー」
も
アフリカの航空会社として初めて。
ジェット機時代の幕開けとともに、1962年にボ
ーイング720Bを導入。1984年にはボーイング
767-200ERを世界の航空会社で初めて就航させ
た。767はワシントン-アディスアベバ間を13時間
17分の記録的な速さで飛行した。
エチオピア航空は
ボーイング777LRなどの機種をアフリカの航空会
社として初めて導入。
さらにボーイング787「ドリー
ムライナー」
もアフリカの航空会社として初めて、世
界でも日本に次ぎ2番目に獲得した。
ドリームライナ
ーは燃費効率と快適さにおいてエアバスA350が生
産されるまで他の追随を許さなかった。
エチオピア
航空は2016年6月にエアバスA350を就航させる。
新本社社屋と4つ星ホテル
の工事も進行中。2014年に
始まった新しい貨物ターミ
ナルの建設工事も順調だ。
素晴らしい最新技術も有能な飛行専門スタッフなし
では生かされない。
近代的な教室、
客室モックアップ
ルーム、
カフェテリアなどの建設のために1億米ドル
が投入されている。
エチオピア航空はアフリカ大陸
で最も素晴らしい航空学校である
「エチオピア航空
学校(EAA)」
を運営している。EAAは施設の改修と
拡充の工事が終わったばかりだ。
訓練生の収容能力
は4000人で、
マーケティング、機内食の製造・調製
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サービス、保守、修理など航空業界の全分野の担当者を対象にして
いる。客室乗務員向けの最新機種のフライトシミュレーター(模擬飛
行装置)
を備えており、
乗客に快適で安全な空の旅を提供できるよう
にしている。
フライトシミュレーターはEAAの他の施設同様に世界ト
ップクラスで、
世界中の航空会社に訓練用に貸し出されている。
機内食の製造・調製サービスも拡充されている。現在、一日当たり3
万食の製造が可能だが、拡充工事が完了すれば同8万食を賄う。新
本社社屋と4つ星ホテルの工事も進行中。
2014年に始まった新しい
貨物ターミナルの建設工事も順調だ。
この貨物ターミナルの保管能
力は年間120万トンとなり、
一度に747-8 フレイター
(貨物機)
8機
分の貨物を取り扱える。
世界最大規模の貨物ターミナルとなるが、
拡
充プロジェクトは2段階に分けて行っており、1段階ごとに保管能力
が年間60万トン増える。第1段階の建設は工費約1億5000万米ド
ルで、
2年後の完了が見込まれている。
エチオピア航空は2011年、世界最大の航空連合のスターアライア
ンスに加盟した。
これにより、世界中の大半の都市をカバーするより
大きなネットワークにエチオピア航空の顧客がアクセスできる機会
が拡大することになった。
エチオピア航空は
「Vision 2025」
と呼ばれる大胆で持続的な成長
計画を実現する決意であり、2025年までにアフリカの航空業界で
の優位性を達成することを目指している。具体的には、年間売上高
は100億ドル、利益は10億ドル、保有機数は140機、年間乗客数は
2200万人、
さらに世界146都市向けの航空貨物輸送は820トンの
目標を掲げている。昨年の利益はアフリカ大陸の他の航空会社すべ
ての利益を上回った。
現在、70周年を祝っているエチオピア航空はこれまで測り知れない
成功を収めるとともに、
エチオピアの成長において極めて重要な役割