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ミネラルとは？
ミネラルは人体の構成要素でありながら、 様々な生理機能を調節
する栄養素です。 人体の構成において3.5～4％を占めるに過ぎませ
んが、 広範囲の生命現象にとても大きな影響を及ぼします。
人体や食品に含まれる酸素、 炭素、 窒素、 水素の４種類を主要元
素といい、 この主要元素を除いた残りの元素がミネラルです。
ミネラルの90％は、 一日の必要量が100mg以上である “主要ミネラ
ル” であり、 ナトリウム、 塩素、 カルシウム、 マグネシウム、 カリウ
ム、 リン、 硫黄の７種類がこれに該当します。
残りの10％は一日の必要量が100mg未満で、 “微量ミネラル” と呼
びます。 鉄、 銅、 亜鉛、 マンガン、 ゲルマニウム、 ヨウ素、 ケイ素、
セレン、 コバルト、 クロム、 フッ素、 モリブデン、 バナジウム、 ホウ
素、 白金（プラチナ）
などであり、 この微量ミネラルはたとえその量
がわずかであっても、 酵素の活性作用はもちろん、 生命活動になく
てはならない栄養素です。
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